すなわち君の受験勉強法は端的に間違っている

才能でも根性でも運でもなく、「考え方」と「適量の努力」で受験に合格するための戦略的思考法

「成績は自動的に上がっていくものだ」という希望的観測は捨てるが吉

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受験生は「後半の伸び」を期待してはいけない

多くの受験生がなんとなく抱いている共通感覚として、「コンスタントに勉強していれば、受験本番に向けて徐々に成績が伸びていくはず」というイメージがあるのではないかと思います。しかしこれは、あくまでも無根拠な希望的観測に過ぎません

もちろん受験本番に向けて、尻上がりに成長曲線を描いていく受験生もいます。しかしそれは「単なる結果論」だと考えておいたほうが身のためです。

そういう人たちは、おそらくはじめからラストスパート型の受験計画を想定して走りはじめたわけではありません。本人的にはスタート地点から一気にダッシュして先頭に出るつもりが、後半になってようやく加速がついて結果が追いついてきた、と見るべきでしょう。

基本は「先行逃げ切り型」

つまり結果というのは、出てほしいときにポンと出るとは限らないわけです。むしろ努力の積み重ねからやや遅れて、ひと呼吸したあたりの意外なタイミングで出ることが多い。

ですから、「合格」という結果にこだわるのであれば、「結果というものは、期待したよりも遅れて出てくるものだ」ということをまず認識したうえで、ピークを早めにもってくる受験計画を立てる必要があります。

そもそも、受験生はみんな後半にスパートをかけようと狙っているわけですから、普通にペースアップするだけでは、追いつこうとしても距離は縮まりません。中でも現役生は部活を引退した秋以降、一気に加速してきますから、特に浪人生は後半追い上げられるのが自然の摂理だと思っておいたほうが良いでしょう。

そして受験勉強というのは、狙いを定めた「目標=志望校の入試問題」から逆算して行っていれば、必ず結果につながるものです。それにはもちろんある程度の期間は必要ですから、ピークを早めに持ってくるつもりで勉強を進めつつ、結果を気長に待つことも重要です。

成績の上昇を待つあいだにも、方法の見直しを

しかし結果を待つといっても、それはそのままの方法でただ勉強を続けていれば「そのうち成績が上がっていくだろう」と考えるということではありません。たとえば3ヶ月勉強を続けてもまったく成績に反映されてこない場合、それは方法が間違っていると考えるべきです。

結果を待っているあいだにも、方法を改善することはむろん可能なわけですから、根拠のない「自然な成長」になど期待せず、もう一度問題点をすべて洗い出すところから立て直しましょう。それまである程度の期間勉強してきたからこそ、発見できる問題点が新たに見つかるはずです。

伸び悩んだら、「増量」より「加速」よりまずは徹底的な「原因究明」

ここで大事なのは、結果が出ないことに焦って闇雲に勉強時間を増やしたり、数多くの問題集に手をつけまくることではありません。伸び悩んでいるときにまず丹念に行うべきは、何よりもその「原因」を探り当てることです。

たとえばダイエットを行うときにまずやるべきは、過度な運動でも食事制限でもなく、「なぜ自分がこんなに太ってしまっているのか」という「原因」を日々の生活習慣の中に見出すことです。「原因」が不明なままに「解決策」を講じるというのは、問題文を読まずに解答するようなものです。

そして多くの受験生が伸び悩んでしまう最大の要因は、この「原因究明」という第一段階を、医師で言うところの「診察」の段階をすっ飛ばしてしまうことにあります。しかしそれも当然といえば当然のことで、なぜならばこの自らの不振に対する「原因究明」というプロセスを、学校では教えてくれないからです。

目の前の問題が解けないときに、それのどこがわからないのか、さらには「どこから」がわからないのか。勉強をしているのに成績がなかなか上がっていかない場合には、あわてて薬を増量するように勉強量を増やすのではなく、まずは自己診察の段階に立ち戻ることが大切です。

成績は「上がっていく」ものではなく「上げていく」もの

受験勉強とはそのように、結果を求めながらも結果を焦らず、方向性を定めながらも臨機応変に、時に根本へと立ち戻りながら進めていくものです。そのためにはまず、変動していく自分自身の成績と常時正面から向きあい、上手くいっていない部分をピンポイントで発見→解決するプロセスを積み重ねていきましょう。

成績はなんとなく自動的に「上がっていく」ものではなく、自らの手によって「上げていく」ものなのです


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