すなわち君の受験勉強法は端的に間違っている

才能でも根性でも運でもなく、「考え方」と「適量の努力」で受験に合格するための戦略的思考法

結果を出したいのなら、自分の「数字」から目を背けてはならない

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すべての「数字」には意味がある

言うまでもないことですが、受験とは「数字」によってすべてが評価される世界です。逆に言えば、「数値化」できない能力は、少なくとも受験においては意味がありません。高得点という「数字」を求めるのならば、まずはあらゆる数字から目を背けず、真正面から向きあうことが必要です。

数字には、言葉と同じく必ず意味があります。しかしなかなか成績が伸びない受験生の多くは、自身の模試の得点や成績表に記された数字から、しっかりとその「意味するところ」を汲み取ることができていません

成績の悪い人ほど、全体の偏差値と合格判定をパッと見てショックを受け、「これ以上はもう見たくない」という気持ちになってしまい、小問レベルの出来/不出来の数字まではなかなか見たがりません。そこには今後の勉強における指針となる、重大な情報が隠されているというのに。

「数字」から、自分が今後やるべきことを炙り出す

数字というのは、現状における自らの「実力」「問題点」「得意/苦手分野」というものを顕在化させてくれます。だがもちろん、それらを知るだけで満足してしまってはいけません。そういった要素をひと通り読み取ったうえで、そこからさらに一歩進み、自分が今後「やるべきこと/やらなくていいこと」を炙り出すまでが、本当の意味で「数字を読む」ということです。

同じ「偏差値52」という数字であっても、人によってその構成要素は大きく異なります。そして目標としている大学がどのレベルにあるかによっても、その数字の意味するところはまったく違ってきます。

そして模試の成績表などを見る際には、全体や科目別の数字はもちろん、小問レベルの得点率にまで目を通し、「得意分野」と「苦手分野」を確実に把握してください

さらにその上で、各分野において自分の「想定」と「結果」がどれくらい一致しているのか、あるいはかけ離れているのかを見極めましょう。

たとえば、「あまり勉強していない分野の数字が伸びていない」のであれば、単に勉強量が不足している可能性が高いですが、「かなり時間をかけて勉強している分野なのに、あまり数字が伸びていない」となれば、それは「その分野の勉強の方法を根本的に変える必要がある」ということを示しています。

あなたがマークした「数字」は、情報の宝庫である

つまり、結果としてはまったく「同じ数字」であっても、その意味するところは個々人の文脈によって違ってくるわけです。

そのレベルまで読み取ってはじめて、数字というのはその意味を発揮してくれます。数字とはけっしてプレーンなものではなく、読み方によってそこからさまざまに有益な情報を引き出すことができます。これは社会に出てからも常に要求される能力のひとつです。

数字上の「弱点」は、すなわち「伸びしろ」の別名である

模試の結果などの「数字」と向きあう際に大事なことは、目の前の数字に対して過剰に喜んだり落ち込んだりせず、それを「他人事として冷静かつ客観的に見る」ということです。そのうえで、自分の「長所」よりは「弱点」を、医者が患者を診察するようなスタンスで徹底的に見極めましょう。

「弱点」といえば聞こえが悪いですが、勉強における「弱点」とはつまり「伸びしろ」のことです。たとえば模試の配点で15点満点中12点取れている分野は、それ以上勉強したところでもうたいして伸びませんが、5点しか取れていなければそこには大きな「伸びしろ」が潜んでいるということになります。

人間、どうしても得意なことばかりやりたくなりますが、全科目の「総合得点」が重要になってくる受験においては、そこに「伸びしろ」が大きいぶん、得意なことよりも苦手なことを重点的にやったほうが、結果につながりやすいのです。

「数字」が上がれば、苦手意識は自動的に消滅する

そしてこれは案外自分でも気づいていなかったりするのですが、苦手な分野というのは、実のところ本当にその分野の勉強内容が嫌いで苦手なわけではなく、「単に点数が取れないから苦手」という本末転倒なケースも多いのが事実です。

逆にいえば、人は自分が上手くできることを嫌いになるのは難しいですから、逆説的なことを言うようですが、「点数が取れるようになってしまえば自動的に苦手意識はなくなる」ものです。

むしろ、「数字を吟味する中から積極的に苦手分野(=伸びしろ)を発見することによって、得意分野を開拓するチャンスが増えていく」と理解することで、自分がマークした数字と客観的に向きあうスタンスを身につけましょう。

「数字」という雄弁なツールと正面から向きあうことで、自分自身の進むべき方向が、自ずと見えてくるはずです。


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