すなわち君の受験勉強法は端的に間違っている

才能でも根性でも運でもなく、「考え方」と「適量の努力」で受験に合格するための戦略的思考法

受験勉強計画を立てるときには、自分の「ダメな性格」も計算に入れる

f:id:vaportrails:20170412213843j:plain

理想的すぎる勉強計画は失速を早める

受験勉強というのは、最初に気合いの入っていた人ほど、意外と失速するのが早かったりするものです。4月から受験勉強をはじめた人の中には、自分がイメージしていたほど勉強がはかどらず、早くも5月のゴールデンウィーク明けにはトーンダウンしてしまう人がことのほか多いのです。

その原因はおそらく、勉強計画を立てる段階において、自分に期待しすぎてしまっているからです。受験計画のポイントは、自分自身のポテンシャルを無根拠に過大評価せず、まずは等身大の自分自身を中心に設定することです。理想を追求するあまり、自分自身の「サボり癖」や「だらしなさ」といった弱さを、計画から排除してはいけません

上手くいかない計画は、事前の想定が間違っている

基本的に物事が「思ったほど上手くいかない」場合、「上手くいかない」という事実以前に、「思ったほど」という事前の想定自体が間違っている可能性が高いのです。

「計画」は「夢」ではなく「現実」でなければ意味がありません。「食事と睡眠時間以外はすべて勉強する」というような無理無茶無謀な勉強計画は、むしろ達成すべき「現実」を達成不可能な「夢」へと遠ざけてしまいます。

実現可能な受験勉強計画を立てる最大のコツは、「自分の性格を先読みして計画に組み込んでいく」という姿勢です。

「飽きないという決意」よりも「飽きさせない工夫」を

たとえば飽きっぽい性格の人であれば、「飽きてちゃダメだ!」と自分を厳しく律するよりも、そんな自分の性格をいったん受け入れたうえで、「どうすればこんな自分を飽きさせないようにできるのか」という策を考えたほうが、はるかに現実的な成果につながります。

一夜づけならば、ストイックに自分を追い込むことでピンチを乗り切れるかもしれませんが、受験勉強という長期戦においては、自分の性格を無視し続けることは事実上不可能です。なのでここはもう、どんなに弱点と思われる性格であっても、計画の中に取り入れていくしかありません。

もし自分が「飽きっぽい」というのであれば、それは逆に言えば「飽きないうちは勉強を続けられる」ということですから、何よりもまず「自分を飽きさせないこと」を念頭に置いて計画を立てる必要があります。

似たような作業が続かないように時間割を工夫する、昼寝や休憩を細かく挟む、一日のうちに勉強場所を何度も変える、五感を切り替えて使う、自分が興味の持てる角度から書かれた参考書を徹底的に探す、ぶ厚い問題集よりも薄い問題集を複数やる、考える勉強を増やすことで単純作業を減らす――などなど、自らの「飽き対策」をあらかじめ計画の中に組み込んでおくと良いでしょう。

特に「単純記憶作業の連続」は誰にとっても苦行ですから、「記憶」タイプの勉強と「思考」タイプの勉強を交互に行うというのは、受験勉強計画を立てる上での基本でもあります。

弱い自分を取り込むことで初めて、地に足の着いた受験勉強計画が完成する

自己の性格から目を背けず真正面から向きあい、そして丸ごと計画の中に取り込んでしまうこと。受験計画を絵に描いた餅ではなく実現可能なものとするためには、まずは弱い自分自身を知り、そんな自分とのつきあい方を工夫するという発想が、どうしても必要不可欠なのです。


exam.hateblo.jp

exam.hateblo.jp

Copyright © 2017 すなわち君の受験勉強法は端的に間違っている All Rights Reserved.