すなわち君の受験勉強法は端的に間違っている

才能でも根性でも運でもなく、「考え方」と「適量の努力」で受験に合格するための戦略的思考法

国語現代文を得点源にする方法 vol.1~センスなんていらない~

「現代文=センス」神話に騙されてはいけない 数ある入試科目の中でも、特に国語現代文は「センス」や「圧倒的な読書量」が求められ、もっとも「短期間で勉強の成果が出にくい」科目だと思われている節があります。しかしこれは大きな間違いです。もし現代文…

勉強しているのに成績が伸びない人は、理解と記憶の「自己判定」が甘い

受験勉強とは「理解」と「記憶」の積み重ねである 受験勉強の基本は、「理解」と「記憶」の二段階です。本当ならばここに「表現」を加えたいところですが、大学受験までのレベルでそこまで求められることはあまりありません。なぜならば「表現」に関しては、…

受験勉強に必須の4段階のうち、最も疎かにされているもの

受験勉強には4段階のプロセスがある 受験勉強には基本的に、4段階のプロセスがあります。そのうちの3つは、「志望校分析」「計画立案」「計画遂行」です。目標地点である志望校について知り、その情報を元に目標へと至る道筋すなわち勉強計画を立て、勉強を…

受験勉強の鍵を握る「ついで力」

受験で求められるのは「能力」などという圧倒的な力ではない 受験に成功する人と失敗する人の決定的な違いとはなんでしょうか? 多くの受験生はこれを愚問と感じ、「結局は能力の違いでしょ」と思っているかもしれませんが、それはむしろ「能力」というもの…

参考書選びにかけた時間こそが、その先の劇的な「効率化」を約束する

目の前の単純作業に「逃避」する受験生は伸びない 一般に成績が伸び悩んでいる学生ほど、目の前のことばかりやりたがる傾向にあります。それはけっして「素直」なのではなく、そのほうが彼にとっては「ラク」だからです。単語帳や用語集とばかりにらめっこし…

受験勉強とは「RPGのレベル上げ」である

難易度設定を間違えると、受験勉強が「クソゲー」になる? 突然ですが、ゲームの世界で駄作が「クソゲー」とまで呼ばれてしまう最大の要因はなんだと思いますか?荒唐無稽な世界観? つまらないストーリー? 映像レベルの低さ?どれも要因のひとつではあるか…

「死ぬ気でやれ」とすぐ言う人の勉強法を鵜呑みにしてはならない

大人の経験談には美化・誇張された「根性論」がつきもの 受験勉強において大事なのは当然その「質」ですが、もちろん最低限の「量」というのも必要です。しかし自らがはるか昔に受験を経験してきた大人たちの中には、とかくこの「量」的側面ばかりを強調した…

受験勉強とは「かなり不利な状況からはじまるオセロ」である

「負けが見えている」ということは「勝ちも見えている」 大半を真っ黒な石に埋め尽くされたオセロの盤面を想像してみてください。黒を「間違えた問題」、白を「解けた問題」とすれば、受験勉強のスタート地点において志望校の過去問や志望校レベルの問題集に…

偏差値の上下動が激しい受験生は、勉強のやり方が間違っている

偏差値が安定しない受験生は致命的な問題を抱えている 勉強の成績にはもちろん、偏差値や点数の「高←→低」という明確な判断基準があります。しかしもうひとつ忘れてはならないのは、成績が「安定している←→安定していない」というのも、受験生にとって非常に…

勉強とは「自分の弱さと正面から向きあう作業」である

すべての勉強は「敗北」した状態からはじまる 勉強とは基本的に、自分の「知らないこと/わからないこと」を、ひとつひとつ「知っていること/わかっていること」へと変えてゆく作業です。つまりその初期段階においてはまず、自分が「知らない/わからない」…

受験勉強に特別な「集中力」などいらない

受験生が陥りやすい「集中力神話」 受験生のあいだには、どういうわけか「集中力神話」というものがあります。二言目には「自分は人より集中力がないから勉強ができない」という人が非常に多いのです。しかし本当にそうなのでしょうか? そういう人たちはむ…

難関大学に合格する受験生が必ず持っている、たったひとつの「スタンス」

失われたモチベーションを再起動するために 4月から受験勉強をはじめた人は、この1ヶ月で何か明確な手応えを感じられたでしょうか。おそらくは、いまやっていることが本当に正しいのかどうかまだわからない状態でゴールデンウィークを迎えてしまい、いったん…

受験生の人間関係は「近交遠攻」がお得

ライバルには大いに利用価値がある 「受験」というシステムが「人を選別する作業」である以上、同じ選ばれる立場にある受験生同士は、もちろん「ライバル」であるということになります。そのライバルのうちには、当然身近な友人やクラスメートも含まれるわけ…

参考書の「まえがき」を読み飛ばしてはならない

安易に「効率」を求めるあまり、手前にある宝を見落としていないか 受験生活がはじまると、とにかくなんでもかんでも「効率」を求めるようになります。それはもちろん悪いことではないのですが、一見して効率よさげに見えるものが、実際に効率よく働いてくれ…

ちょっとユルめの大学受験回顧録

いつも読んでくださっている皆さま、ありがとうございます。このブログを初めて以降、ちょっとタイトなことばかり書きすぎたような気もするので、たまには僕自身の受験生時代の話でも書いてみようと思います。いつものように「方法論」として書いていると、…

受験勉強で「何をどれくらいやるか」に迷ったら、過去問に訊け

「定期試験」と「入学試験」の決定的な違いとは? 「早稲田へ入るためには、AとB、どちらの英単語帳をどれくらいやればいいですか?」 「慶應に受かるには、やっぱり特別な小論文対策が必要でしょうか?」受験に際してそういった疑問を抱き、誰かにその答え…

才能でも根性でも運でもなく「考え方」と「適量の努力」で受験に合格する15の方法

1.「勉強」という作業を無闇に神格化しない 自分が怖れている相手と、仲良くなることはできません。人間、自分が嫌った相手からは嫌われます。勉強は、特別なものでもなんでもありません。「スポーツ」「音楽」「ゲーム」など、皆さんが好きなものとも、必ず…

勉強の精度を向上させるには「自分の中の先生」を育てよう

受験勉強においては「自分」に教える先生もまた「自分自身」 問題集や参考書を使ってやる受験勉強が学校で行われる授業と大きく異なる点は、基本的に「答えあわせを自分でやらなくてはならない」ということです。これは案外盲点になっていると思いますが、普…

「成績は自動的に上がっていくものだ」という希望的観測は捨てるが吉

受験生は「後半の伸び」を期待してはいけない 多くの受験生がなんとなく抱いている共通感覚として、「コンスタントに勉強していれば、受験本番に向けて徐々に成績が伸びていくはず」というイメージがあるのではないかと思います。しかしこれは、あくまでも無…

伸びる受験生は今日できることを明日に延ばさず、明日できることを今日しない

「時間」という制御困難な要素を味方につけるために 世の中には、「今日できることを明日に延ばすな」と「明日できることを今日するな」という両極端な人生訓があります。「ならいったいどうすりゃいいんだよ!」って話ですが、わざわざ二種類言われていると…

結果を出したいのなら、自分の「数字」から目を背けてはならない

すべての「数字」には意味がある 言うまでもないことですが、受験とは「数字」によってすべてが評価される世界です。逆に言えば、「数値化」できない能力は、少なくとも受験においては意味がありません。高得点という「数字」を求めるのならば、まずはあらゆ…

「なんとなく」をやめれば成績は自動的に伸びる

あらゆる努力を台なしにする「なんとなく」の圧倒的な魔力 「受験」というのはひとことで言えば、「すべてを数値化して評価する/されるシステム」です。試験を課す学校側は、あらゆる項目において白黒はっきりつけていかなければ、生徒を選別することができ…

受験勉強計画を立てるときには、自分の「ダメな性格」も計算に入れる

理想的すぎる勉強計画は失速を早める 受験勉強というのは、最初に気合いの入っていた人ほど、意外と失速するのが早かったりするものです。4月から受験勉強をはじめた人の中には、自分がイメージしていたほど勉強がはかどらず、早くも5月のゴールデンウィーク…

受験勉強における「完璧主義」の功罪

成績が伸び悩んでいるのなら、まずは自らの「完璧主義」を疑え 「勉強はしているのに成績がなかなか伸びない」という場合、主に二つのパターンが考えられます。「勉強はしっかりやっているのだけど、進行ペースが遅い」というタイプと、「勉強の進行ペースは…

究極の一冊に辿り着くためには、数多くの参考書に目を通すしかない

「おすすめ」の海で溺れないためには、確かな「選択眼」を身につける必要がある いまやAmazonのレコメンド機能を筆頭に、待っているだけでなんでもかんでも自動的に選んでくれる世の中になりました。しかしそれが当たり前になっているということは、「誰もが…

受験に勝てる子を育てたければ、親は子供の「努力」を褒めてはいけない

「努力すること」を褒められて育った子は、「努力することそれ自体」が目的になってしまう 受験というのは、徹底して「結果至上主義」の世界です。これは言ってしまえば受験に限らず、世の中全体がそうであることの映し鏡でしかないのですが、受験においては…

「最初から面白い」勉強など存在しない

大人たちの言う「勉強面白い説」は本当なのか? 教師や一流大学出身者はよく、受験生に対して「勉強は面白い」「勉強は楽しんだもん勝ち」というような、ある種脳天気なアドバイスを贈ることがあります。受験生ならば、おそらく一度ならずそのような「勉強面…

勉強への苦手意識を払拭するための考え方~「勉強なんて、ぜんぜん特別なことじゃない」

苦手意識は、それを「特別」だと思う気持ちから生まれる 何かを「苦手」だと感じる場合、その「何か」を特別なものだと思い込みすぎている、ということがよくあります。そういう場合にはまず、苦手と感じているそれが、「特別な何か」などではなく、ほかの多…

模試の答えあわせをその日のうちにしない受験生は伸びない

模試に高い学習効果が期待できる理由 入学試験本番以外で、もっとも効率的に学習できるチャンス、それが「模試」です。これほど集中して問題に取り組み、深く問題と向きあうチャンスは他にありません。志望校の過去問に取り組むことは、もちろん重要なことで…

「勉強なんて役に立たない」と思っている人のほうが、受験には向いている

「役に立つことしかやりたくない」=「役に立つことならやってもいい」ということ 受験勉強をやりつつも、「こんな勉強が将来なんの役に立つんだろう?」と疑問を抱いている受験生は多いのではないでしょうか。それは普通に考えれば、勉強のモチベーションを…

最高の記憶術は、自分の「記憶力のなさ」を認めること

それは「記憶力がない」のではなく、「自分の記憶力をわかっていない」だけ よく「自分はどうせ記憶力がないから」という人がいます。私はそういう人に会うと、「ではどのくらい記憶力がないのか?」とあえて尋ねることにしています。するとだいたい「とにか…

「入試問題」とは受験生への「メッセージ」である

受験生が志望校を「狙っている」ように、学校側もまた特定の受験生を「狙っている」 以前私は、「受験」というものが何よりも「結果」を第一に求めるものである以上、「結果=目標地点から逆算してすべての物事を決めていく」必要があると書きました。「結果…

学力が伸びないのは、「どこがわからないか」がわからないから

受験生が陥りがちな「わからない」スパイラル 「けっこう長時間勉強しているはずなのに、思ったほど成績が伸びない」そう感じている受験生は多いと思います。私も現役のころはそうでした。私の場合、高3の時分にはたいして勉強もしていなかったので、伸びな…

「受験」とは学生にとっての「仕事」である~無闇に勉強をはじめる前に~

改めて問う「受験とは何か」? まずは「受験」というシステムの「本質」を捉えなおすことからはじめましょう。「そんなの今さら…」と思われるかもしれませんが、物事が思ったほど上手くいかない場合、その根本に誤解があることが非常に多いのです。では「受…

はじめに~受験という大海原に、公園のボートで乗り込んではいけない~

近所の池のボートをいくら必死に漕いでも、志望校というまだ見ぬ土地に辿りつくことはできない 受験には、「方法」があります。「方法と手順」があります。おいしい料理を作るためのレシピがあるように、物事には常に「方法」というものがあります。しかしそ…

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